3月11日に心をよせて・・・(雑記)

清和佛具 株式会社

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3月11日に心をよせて・・・(雑記)

清和佛具だより

2018/03/12 3月11日に心をよせて・・・(雑記)

あの目を覆うような光景をテレビ中継を通して見てから昨日で7年。
そして、日が変わって…8年目に入りました。
「もう」ではなく、「まだ」8年目。被災地の復興(再興)も新聞やテレビで見る限り少しずつ進んでいるようにも見えますが、まだまだのようです。。。
被災された方、大切な人を亡くされた方(行方不明のままの方)、どれほど苦しい思いをされているかと云うことを想像すると心が痛みます。

本来なら私も被災地へ伺いなにかしらの追悼をしたかったのですが、仕事と称して赴くことをしませんでした。こんなことひとつとっても心の中での風化が私自身にも起こっているのではないかとゾッとします。

よく被災された方に「ガンバってください」と声をかけておられるのをテレビでも見ることがあります。私はこの「ガンバって・・・」と云う言葉が大嫌いで仕方がありません。被災された方、大切な方をなくされた方、「ガンバって」と声をかけなくても、すでに「ガンバって」おられるからです。「ガンバって」いる人に「ガンバって」と云うと「ガンバって」いる人はどんな気持ちになるでしょう・・・「私、まだガンバれていない」のではないかととも受け取る方がおられるやもしれません。そうなれば「ガンバって」いるのに心が折れると云うこともあります。
私は、被災地でご苦労されている方には「健康で」「元気でね」「よかったね」と声をかけさせていただくようにしております。

この震災は、東北だけでなく日本と云う国にダメージを与えた災害であることを忘れてはいけません。日本国民すべてが被災者であるとさえ思っています。心に傷を負う。心に光景を焼き付ける。これも被災であると。

東北の皆さん。日本国中の皆さん。

生き抜いた新しい年を「お元気に」お過ごしください。

合掌

 

 

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