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七宝焼 絡子の環(オリジナル商品)のお知らせ
久々の投稿になります。皆さまは、七宝焼(しっぽうやき)というものをご存知でしょうか?
金・銀・銅・青銅・鉄などの金属素地に、釉薬を800℃前後の高温で焼成することによって、融けた釉薬によるガラス様あるいはエナメル様の美しい彩色を施す技法となります。
その七宝焼の技法が、試行錯誤の結果・・・弊社でもやりこなす職人が出てまいりました。
いろいろなものを作り出すことが可能になりますが、今は「禅宗」で主に使われる「絡子(らくす)」の環を商品として製作しております。
金属の下板の形状により、いろいろな形の「絡子の環」を作り出すことができます。従来の「円状」のものはもちろん、梅花にちなんで「梅型」のものや「散華状」のものなど多彩な形をお楽しみいただけます。
ただ、まだまだ製作規模が小さいため大量の「絡子の環」を作ることはできませんし、釉薬の焼き加減により色合いが変わってくることから・・・同じものを複数個作ることは困難な状況です。よく言いかえれば、すべてが世界に1個しかないオリジナル製品であると言えるでしょうか。
現状、金属の板を環の形状に抜き、釉薬を施し、焼成させる。この工程すべてを一人でやっているためにコストがかなりかかり、「絡子の環」1個の価格は、3万5千円で設定しています。(個数や状況により価格は若干変動させることは出きます)
焼き加減で色合いが変わってくるので、この色でこのデザインというご指定には答えかねるのですが、色の系統、環の形状については、ご要望をお聞きすることが出います。すでに「迷彩色風」のものや「梅の形をしたもの」などが売れて世に出ていきました。
サラリーマンが、ネクタイピンを変えてお洒落を楽しむように「絡子の環」をTPOに合わせて交換して、ちょっとしたお洒落アイテムとすることや何か(晋山式など)の記念品として使っていただければ幸いに存じます。(ご要望があれば、木箱も製作いたします)
もう七宝焼ができる職人さんが激減している状況で、このように「絡子の環」として製作しているのは他には知りません。
ちょっとお高い商品ですが、禅宗の皆様にご検討いただいたり、アドバイスをいただけたら作り手として幸いに思います。
22/05/19
22/04/20
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久々の投稿になります。皆さまは、七宝焼(しっぽうやき)というものをご存知でしょうか?
金・銀・銅・青銅・鉄などの金属素地に、釉薬を800℃前後の高温で焼成することによって、融けた釉薬によるガラス様あるいはエナメル様の美しい彩色を施す技法となります。
その七宝焼の技法が、試行錯誤の結果・・・弊社でもやりこなす職人が出てまいりました。
いろいろなものを作り出すことが可能になりますが、今は「禅宗」で主に使われる「絡子(らくす)」の環を商品として製作しております。
金属の下板の形状により、いろいろな形の「絡子の環」を作り出すことができます。従来の「円状」のものはもちろん、梅花にちなんで「梅型」のものや「散華状」のものなど多彩な形をお楽しみいただけます。
ただ、まだまだ製作規模が小さいため大量の「絡子の環」を作ることはできませんし、釉薬の焼き加減により色合いが変わってくることから・・・同じものを複数個作ることは困難な状況です。よく言いかえれば、すべてが世界に1個しかないオリジナル製品であると言えるでしょうか。
現状、金属の板を環の形状に抜き、釉薬を施し、焼成させる。この工程すべてを一人でやっているためにコストがかなりかかり、「絡子の環」1個の価格は、3万5千円で設定しています。(個数や状況により価格は若干変動させることは出きます)
焼き加減で色合いが変わってくるので、この色でこのデザインというご指定には答えかねるのですが、色の系統、環の形状については、ご要望をお聞きすることが出います。すでに「迷彩色風」のものや「梅の形をしたもの」などが売れて世に出ていきました。
サラリーマンが、ネクタイピンを変えてお洒落を楽しむように「絡子の環」をTPOに合わせて交換して、ちょっとしたお洒落アイテムとすることや何か(晋山式など)の記念品として使っていただければ幸いに存じます。(ご要望があれば、木箱も製作いたします)
もう七宝焼ができる職人さんが激減している状況で、このように「絡子の環」として製作しているのは他には知りません。
ちょっとお高い商品ですが、禅宗の皆様にご検討いただいたり、アドバイスをいただけたら作り手として幸いに思います。