僧形文殊菩薩像　モスクワへ！

かなり以前の話題にはなりますが懐かしく思いＵＰさせていただきました。

【蔵出しの話題です・・・笑】

九州でロシアやスリランカなどで禅を中心に布教活動を熱心にされておられる臨済宗の僧侶の方がおられます。

その方には、各方面への人脈を広げさせていただいたり、いろいろと資料となる小冊子を送っていただいたりと日々お世話になりっぱなしでした。

その方が、モスクワ布教において坐禅堂を現地に作りたいと思っているとの話題となり、弊社として日頃お世話になっていることから微力ながら協力はできないものかと思案しました。

ちょうど嫁ぎ先を失っていた「僧形文殊菩薩像」がありましたので、ちょっと大きくなりますが、モスクワへ持っていかれるならお譲りさせてくださいと申し出たところ快く引き受けてくださいました。

もともと曹洞宗向けに製作していた「僧形文殊菩薩像」なので、臨済宗用に淡彩色で彩色を施して納めさせていただきました。

納めさせていただいたのが５年ほど前になります。そのころロシアの政情不安もあり、すぐにはモスクワへ旅立つことはない状況が続いておりましたが、もう「僧形文殊菩薩」さまはモスクワへ旅立っているでしょう。

弊社が扱うもので、海外へ旅立ったものはこの１体のみです。写真をみつけ懐かしく思いＵＰさせていただいた次第です。

その僧侶の方とは、来年２月末ごろ京都でお会いすることになっておりまして、今からお会いするのが楽しみです！

（来年の話をすると　鬼が笑いますね・・・）